樹木葬選びのポイント２つ目

その樹木葬霊園がしっかりとした経営母体である事を確認したところで

次の樹木葬えらびの二段階目に入ることができます。

ここではじめてどんなスタイルの樹木葬が自分は好むのかいう事になります。

樹木葬には総じて３つタイプがあります。

1、本来の樹木葬

木々が茂る「自然に森」にそのまま納骨するタイプ

もともと樹木葬のスタートはこのスタイルからはじまったと言われています。

今ではこの樹木葬のスタイルは希少になってきていると思います。

総じて、「自然とともに眠りたい。」そういう要求のある方はこのタイプはおすすめかもしれません。

ただ、人間は一人きりでは生きてはいけません。家族の支え、社会のつながりの中で生きています。

亡くなった後、亡き人に手を合わせたり、感謝の心を伝えたいと思う方がいるはずです。

そうした方には少しものたりない埋葬方法となります。そのあたりを考慮にいれる必要があります。

２、植樹した象徴となる樹木とともに納骨するタイプ

自然の森ではなく、霊園業者によって植樹された、象徴とする木　桜など比較的華やかな花をつける

木とともに、納骨される樹木葬。このタイプも亡き人の名前は表示されないパターンが多いです。

多くは大きな霊園の一角に設けられており、墓石がないため料金は比較的安い事がメリットです。

そして永代供養が基本になっていると考えてよいです。

親族を亡くされたある方がこのタイプの樹木葬にお参りに行ったところ、

その親族がいったいどこに葬られいるかもわからず、ただ広い芝生に一本桜の木が植わっていて

どこに親族が眠っているかもわからずに、しょうがないからとりあえず手を合わせておわかれしてきた。

と言っておられた方もおりました。

納骨時どのような契約なのかをしっかり確認する必要があります。

また、植樹してある木も生き物ですから、いずれは枯れます。

管理状況もしっかり見分する必要があります。

特に新規の霊園は最初はきれいだけで、その先どうなるかという事のしっかりした説明を受ける必要が

あります。

洋風にきれいなガーデニング風に花を植えるタイプもありますが、季節がありますから

おそらく３６５日美しく咲き乱れているわけではないと思います。

そのあたりを管理者の説明をよく聞いておくことが大事なことだと思います。

つづく