清蔵寺について

ごあいさつ

清蔵寺住職・白井清牧の写真

和歌山の熊野川より支流に入った、小さな山間の小口地域(旧小口村)という、非常に小さなコミュニティの中で住職就任以来16年、

  1. 亡き人を弔う
  2. 自己をみつめる

という、2本の柱で清蔵寺を運営してきました。

空気もきれい、川もきれい、山の緑も鮮やか、古の香りのする黄泉がえりの地、熊野。

そして、先人の足音の聞こえる熊野古道。

特に熊野古道は、そのクライマックスの大雲取超え(熊野那智大社~小口)・小雲取超え(熊野本宮大社~小口)の分岐点の地が、清蔵寺のある、この熊野川町小口地域という場所です。

この地のすべてが、古からの人とそして大自然の潤いの中で、息づいています。

私の16年間の住職体験の中での結論は、「清蔵寺はこの2本の柱を育むには絶好の環境である。」ということでした。

そして、令和元年(2019)に樹木葬型永代供養合葬墓「峰泉」とプレート墓「霊峰」を開設。

当初は檀家様地域限定の供養であったのを、令和2年から全国一般に供養の提供を開始しました。

地方紙への掲載とお墓のWebサイト掲載という緩やかなアピールのみでしたが、全国から問い合わせ・申し込み・契約をいただき、この地域内外から大変な好評をいただきました。

そして遂に、令和4年10月、清蔵寺建立300年の節目の年に、小さなコミュティから大きな羽を伸ばして、現代の「Web」というツールを最大限に生かして、清蔵寺の発展と当地域の発展という大きな目標を立て、このホームページを開設しました。

益々多くの人に清蔵寺を知っていただいて、亡き人を通じて多くの方とのご縁を結び、この地に訪れ、一人でも多くの方に清蔵寺に立ち寄ってもらえる様な更なる情報発信をしていく所存です。

清蔵寺住職 白井 清牧

清蔵寺について

基本的には中年夫婦二人、猫一匹で細々と暮らす、自然豊かで、静かな田舎の山間の小さなお寺です。

現住所は和歌山県新宮市熊野川町西ですが、昭和31年まで和歌山県東牟婁郡小口村でありました。

小口村は西、上長井、長井、大山、東、鎌塚、滝本の字により構成されて、清蔵寺はその地の菩提寺です。

本尊は、延命地蔵菩薩像(江戸中期)です。

宗派としては、臨済宗妙心寺派に属しており、本山は京都の大本山妙心寺になります。

開山は和歌山県由良の興国寺、法燈国師となっております。

ただ、法燈国師が当山へ来た足跡はなく、創建年月日は不詳となっています。

当山に残る最も古い位牌は享保5年(1722)示寂の智棟禅師があり、当山11世とされる北畠宗謙和尚提出の登記簿によると、享保元年(1716)に清蔵寺建立としてあります。

平成19年(2007)に当山13世として現住職・白井清牧和尚が住職として就任。

令和4年(2022)10月29日に清蔵寺建立300年記念法要を執り行いました。

清蔵寺のある熊野川町小口地域について

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」いわゆる「熊野古道」の中心地点に位置する小口は、熊野古道最大のクライマックスとされる、熊野三山の熊野那智大社へ進む「大雲取越」と熊野本宮大社へ進む「小雲取越」の中継地として古くから多くの人々が訪れている場所です。

現在は和歌山県新宮市熊野川町にあり、清んだ空気と川の水、深い緑に囲まれたオアシスで、小口自然の家、特別養護老人ホーム「熊野川園」などがあります。

今失われつつある日本の原風景のある地域の一つと言えるでしょう。

永代埋葬 永遠華(とわか)に関するお問い合わせ・ご相談はビーテイル株式会社までご連絡ください

ビーテイル株式会社 06-7878-5472
受付時間:9:00~17:00(定休日:火曜日)

永代供養や法要・葬儀などに関するご相談は、清蔵寺までお気軽にお問い合わせください

0735-45-2057
受付時間:平日10:00~18:00

地図・アクセス

〒647-1206 和歌山県新宮市熊野川町西137番地

お車の場合
国道42号線「橋本」交差点より約32分
電車+
バスの場合
JR紀勢本線「新宮駅」下車、熊野交通バス小口行き約56分「小口停留所」下車徒歩7分

最後に、県道44号線からお地蔵さんの角を曲がってください。

目印のお地蔵様